こんなことがありました!

冬に地震が起こったら・・・

今日1月17日は、阪神淡路大震災が起きた日です。29年前のことになり、小学校の保護者の方の中には、あまり記憶にないという方も少なくないと思われます。朝、テレビをつけたら、日本で実際に起きていることとは思えないような映像が目に映りました。胸が苦しくなったのを、今でも覚えています。保護者の方の記憶にも新しい東日本大震災からも、すでに13年がたとうとしています。小学生の子どもたちは、まだ、誰も生まれていません。どちらも「過去」の出来事です。

西会津小学校では、今年度の教育課程を考える際、「冬に大きな地震が起きて、揺れがおさまったら寒さをしのげる服装で避難する訓練をしよう」と安全計画を見直していました。夏場の避難場所は、雪で覆われているため、避難場所を保健室前の駐車場としました。直前に、実施案を再度見直し、ガラスが割れて落ちてくることも想定されるので、校舎から離れて並ぶことと、動線を考えた先頭の向きに変更しました。知っているのは、校長と養護教諭のみ。職員も、「その場の指示を聞いて動く」訓練としました。

今日は、本校の職員のみで訓練を行ったため、3名の教員が児童の様子を観察し、全体会で「よくできたこと」「今後の課題」を話しました。 

〇「まず低く」「頭を守り」「動かない」ができていた。

〇担任の先生の指示をよく聞いていた。

〇靴を履き替えるとき、高学年は昇降口ですぐには履かずに、少し広いところに出て履いていたので、結果的に速やかに履き替えて避難することができた。

●防寒着を取りに行くときには、一方通行にするとよい。

●放送は、「最後まで」聞いてから行動する。