【2年】あのど根性スイカの結末は・・・?
HPで何度か紹介していた「2年生の『ど根性スイカ』」のお話です。何やらど根性スイカを収穫したようだったので、2年担任の鈴木先生に聞いてみました。以下、鈴木先生からの、報告です。
実は、育ちが止まり、蔓も枯れてきてこれ以上とっておけないかなとみんなで判断し、全員いなかったのですが、収穫することになりました。
子どもたちは、中身が紅くなっているが8人、白いままが7人、黄色が3人、きゅうりみたいに緑色が1人という予想でした。
いざ切ろうとすると、「痛そう!」「あー、かわいそう!」と、なかなか切れませんでした。
やっと気持ちを落ち着けて切ってみると、ほぼ紅くなっていました。「わー!」と歓声があがりました。種も黒く、成熟した状態でした。
子どもたちは、切り口から放たれたスイカの香りに大興奮で、少しでもよいので、食べてみたいとのこと。
小さく小さく切り分けたスイカを愛おしそうに、眺めては、匂いをかいで、なかなか食べません。「どうしたの?」と聞くと、「かわいそうで。」と「写真を撮ってからにします。」とのこと。子どもたちは、口々に「さようなら〜!」「また、種蒔いてあげるからねー。」などと切られたスイカに声をかけていました。
長い間、育てていたので、愛着のようなものが湧いていたのだと思います。休んでいたお友達や、いつも気にかけてくださっていた校長先生にも食べてもらいたかったと。
「校長先生を呼んでこよう!」という、子どもたちの声。「今日は、お忙しいと思うから…。」と。※校長は、お休みでした。
小さいながら、味は大きいスイカと変わらず、みずみずしくて、甘かったです。ど根性スイカの結末は、こんな感じでした。
「ミニスイカの黒い種はまた植えてあげたい。」「そしたら、また会える。」という会話に、優しい気持ちが子どもたちの中に芽生え、自然の素晴らしさ、面白さを体験できたのかと勝手に思っています。
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