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出来事

平成31年度の教育活動についてのお知らせ

保護者のみなさまへ
 
西会津町立西会津小学校長 岡﨑秀明
 
平成31年度の教育活動についてのお知らせ
 
  保護者のみなさまには常日頃から本校の教育活動にご協力いただいておりますこと、心から御礼申し上げます。
  さて、さまざまな機会にお知らせしておりますとおり、2020年度から全国の小学校で新しい内容や方法に基づいた教育活動が行われることになっており、2019年度はその準備のための最後の年度となっています。
  西会津小学校では、2020年度を迎える準備として2019年度からいくつかの取組を行います。今回は、その一部をお知らせをいたします。ご理解、ご協力をお願いいたします。
 
1 日課表(1日の学校生活のスケジュール)の変更
 
  学校の1日の基本的な日程(スケジュール)を最後のページのとおりにしました。
変えたところとその主な理由は以下のとおりです。
 
(1)  2020年度からの授業時数の増加に対応できるようにしました。
 2020年度から、全国の小学校では、1年間に行わなければならない授業の数が増やされ、中高学年は毎日、または週に4日は6校時まで授業を行わなければならなくなります。そうなると、放課後の研修や会議を持つことができなくなってしまいます。
  そこで、朝の時間や一部の休み時間を短縮するなどして、授業を6コマ行なっても、放課後1時間10分程度の会議や研修を行うことができる日程を確保し、2019年度は、月曜、火曜、木曜、をこの日程で行うことにしました。児童がこの日程に慣れてきたら、この日程の日を増やして、授業の時数確保に繋げていきたいと考えています。
 
(2)  毎日、全校児童が同じ時刻に下校するように計画しています。
現在も低学年を対象に行われている、地域学校協働本部事業のひとつ、「西小放課後わくわくクラブ事業」を、中高学年の6校時にあたる時間帯に行うようにしました。(日課表の○○時間と書かれているところです。水曜、木曜は学校も協力します。)
これで、毎日全校児童を一緒に下校できるようにし、特に徒歩で下校している児童の地区による縦割り活動を充実させたいと考えています。
 
 
2 プログラミング教育の先行実施
 
文科省から出された方針では、プログラミング学習は2020年度からの実施で構わないのですが、本校では、2019年度から、4年生、5年生、6年生で、年間5時間程度先行して実施することにしました。
  先行して実施する理由は、その環境が整っているからです。
今年度、本校では、プログラミング教育に長けている、江添信城教育長を講師に迎え、教員の研修、ならびに5年生、6年生児童への江添教育長によるプログラミング授業を行いました。また、コンピュータが更新され、最新のプログラミング言語が使用できるタブレット型パソコンが導入されています。さらに、町からICT支援員が派遣されています。このようなことから、通常よりも1年早く、2019年度からプログラミング教育を実施します。
 
3 外国語科実施のための研修の充実
 
  2020年度から、5年生と6年生で行なっている外国語活動が週に2時間に増やされ、正式な教科となります。今までも研修を行って準備してきましたが、2019年度は、外部講師を招いて研修を行う計画です。
 
4 農業体験学習を行います
 
  非認知スキルを身につけさせるひとつの方法として、農業体験学習を導入します。2019年度は、5年生の社会科の学習の中で、稲作体験を計画しています。その際は、JA様の協力を得て実施していく予定です。
 
5 家庭訪問を実施しない方向で検討しています
 
  2019年度は、家庭訪問を実施しない方向で検討しています。理由は、5月29日に実施を予定している運動会の練習や準備に例年どおりの時間を確保したいことと、年間の授業時数の確保を優先したいからです。2019年度は、例年家庭訪問を実施している時期に10連休がはいります。そのため、西会津町では、夏季休業と冬季休業を1日ずつ短くするという対応をとりますが、それでも例年より3日程度授業日数は少なくなります。さらに、6月にはプールが完成し、例年にはない関連行事が行われることも予想されます。
  これらのことを踏まえると、家庭訪問の実施は難しいと判断しました。在校児童に関しては、今年度までの記録を確実に引き継ぎ、新入児童に関しては、こども園との連携をはかることで、家庭訪問に替えたいと考えています。ご理解をお願いいたします。